時代を超えて受け継がれていくもの

 今回は管理人の武装神姫に対する私見が入った記事になります。年が間違っているなどしたらすみません。

 2006年9月に武装神姫の第1弾が登場してから、今年は15年目に当たります。
 2006年当時、女性キャラクターの1/12サイズの可動フィギュアはほとんどなかったと記憶しています。武装していたものは、特に。それゆえ、ネットや雑誌で見たときの衝撃はかなりのものがありました。
 組み換えや改造を楽しめるホビーとしてはもちろんのこと、コナミ公式サイトではデジタルジオラマや対戦ゲームもあり、とても盛り上がっていました。雑誌「電撃ホビーマガジン」の読者参加企画で生まれた武装神姫アルトレーネは、2012年に放送されたアニメ版ではメインキャラとして登場。動かして遊んで良し。改造して良し。デジタルコンテンツとして楽しんでも良し、の三拍子揃った武装神姫は、多くの人が楽しめるホビーとして2000年代を彩った、と言っても過言ではないと思います。

 武装神姫は2012年を最後に、製品化されなかったものを残しシリーズ終了。
 その後コトブキヤが「フレームアームズ・ガール」「メガミデバイス」を2015年以降次々と発表し、ついに新たな武装神姫エーデルワイスがメガミデバイスにて模型化。かつての武装神姫たちもコトブキヤで模型化計画が進んでいるとのこと。さらに、アーケードゲームとしても武装神姫は登場しました(管理人は未プレイです。申し訳ない)。
 武装神姫の復活に感慨深くなり、ふと周りを見てみると、ホビー会社は近年「武装した女性キャラクター」の模型を多数発売していたのです。
 雑誌(ホビージャパンエクストラ2019Autumn 他)などを参考に書き出してみると、


 ・コトブキヤ「フレームアームズ・ガール」「メガミデバイス」
 ・グッドスマイルカンパニー「チトセリウム」
 ・アルファマックス「ダークアドベント」
 ・ボークス「フィオーレ」
 ・マックスファクトリー「ギルティプリンセス」
 ・青島文化教材社「ヴァリアブルファイターガール」
 ・バンダイ「30 MINUTES SISTERS」「ガールガンレディ」

 百花繚乱、の一言に尽きます。
 思い返せば2010年の正月、親戚のおじさんに
 「流行りのフィギュアを見せて~」
 と言われ、飛鳥を見せたところ
 「へー。こういうの初めて見たよ。こういうの他にはないね」
 と驚かれた私。当時のおじさんが、未来のこのラインナップを見たらきっと腰を抜かすでしょう。
 なお、武装神姫の素体MMSを設計された浅井真紀氏は、メガミデバイス・チトセリウム・ダークアドベントで使われている素体マシニーカを設計されています。
 武装神姫の遺伝子は時代を超えて受け継がれた、と感じざるを得ません(と、最後だけあ〇れる君風にまとめてみました)。

2021年09月14日