小説掲載から、4年を迎えました。
第四部の準備をしつつ、今回小説のプロローグから第3話までを改稿しました。
改めて読んでみると、最初の文章は荒い……。今もかもしれないけど。
改行も少ないし、文末表現がくどかったり。誰が何を言ったのか、あとから書いていたり。
そして、会話が長い。今回の改稿では、長い会話文は一旦切る、地の文に置き換えるなどしました。少しでも読みやすくなっていると良いのですが。
反省だらけの改稿作業ですが、第3話でヒデが『ドラさん』と初めて呼ぶ場面を見てから第92話を読むと、我ながら感慨深いものがあります。
小説を掲載するずっと前、ネタの初期段階からヒデを蕎麦屋にしよう、という考えはありました。他の飲食店も考えた時期はありますが、私自身が蕎麦好きで、ひとり暮らしをしていた時に通っていた蕎麦屋で辛味大根にハマっていたので、自分の好きな物で勝負しよう!と決心。ヒデは蕎麦屋になり、薬味の辛味大根が登場することになりました。
ヒデを他の飲食店で考えていたら、小説の展開は随分違っていたと思います。やっぱり、自分の書きたい物語は自分の好きなものを根幹に置いて書くのが一番だと実感。
実は先日、ひとり暮らしをしていた時に通っていた蕎麦屋に〇年ぶりに行くことができました。もちろん、辛味大根もセットで注文。美味しかった!
蕎麦の力も借りて、6~7月にきちんと続きを書けるように頑張ります。