あらすじまとめと最新74話を追加しました。
小説第74話を更新したほか、6/23にはあらすじまとめを追加しました。
話もだいぶ長くなってきたので、各部が終わるごとに今後もあらすじまとめは追加していきます。
ヒーローが当たり前のようにいて、異世界だって当たり前、という世界観で書いている「エトフォルテ防衛戦線ヒデ!」。
クリスティア王国側の登場人物たちは、ネタを考え出した初期の段階である程度イメージが固まっていました。
不思議な鉱石以外にもいろんな鉱物資源が採掘できる国が、もし日本近海に現れたら……。そんな国のイメージを最初に思いつき、登場人物の名前を鉱物や宝石から考えていきました。
なので、クリスティア人の名前の大半は鉱物・宝石に由来しています。リルラピス王女は「瑠璃」「ラピスラズリ」を組み合わせて命名しました。バルテス国王は「玄武岩」を意味する英語「バサルト」が元です。パッさんことパズートは「トパーズ」が元ネタ。
……ただし、鉱物・宝石ネタは途中で尽きてしまって(苦笑)。途中から武器や特技をイメージした名前を人物につけるようになりました。
その流れで命名したのが、アレックス・ヨキコット。
アレックスは「ハルバート=斧槍」ということで斧を意味する「アックス」と、斧つながりで斧琴菊(よきこときく)を連想し、「ヨキコット」という苗字が決まりました。最終的に斧と菊のイメージから実家の職業(植木屋)まで決まってしまったという、多分「犬神家の一族」を読んでいなかったら絶対に生まれなかった登場人物です。
ウィリアム・ナースノーは、弓の使い手「ウィリアム・テル」と「那須野与一」が元ネタ。ウィリアムは形になるまで結構苦労しました。アレックスとウィリアムは次回以降活躍の場面が増えると思うので、頑張って書いていこうと思います。